ホラー映画で日々のストレスを軽くする裏技!!
ホラー映画で感じるストレス
何が出てくるか分からない緊張感
ホラー映画の大半はこれです。
平穏な日常、その片隅にあるほんの少しの違和感がずっと不穏な影を落とし続けます。
いつものように職場や学校へ行き、友人との時間を過ごし、家で身体を休める。
しかし、何かがおかしい。
何かに見られている、、?
恋人や友人が消えた、、?
隣人が何かを召喚した、、?
よくあるホラー展開の始まりですが、こうして言葉にしてみるとどこかで身に覚えがあるのではないでしょうか?
そうです!日常生活です!
私たちの生活は常に様々なトラブルに襲われるリスクに満ちているのです!
襲いくる恐ろしい難敵
不穏な空気に満ち満ちた日常の先に現れるのは、どれも一筋縄ではいかない悪霊やモンスター、あるいは理解し難い行動を繰り返す隣人などです。
そして彼らこそホラー映画の主役。
ホラー映画を観ない人でも、一人くらいは名前を耳にしたことがあることでしょう。
彼、彼女らは登場人物と私たちに、大きな緊張と恐怖、様々なストレスと死に方を強要しますが、彼ら自身も大抵暗いバックボーンを持っており、トラウマやストレスと戦っているのです。
敵だからといって毛嫌いせずに、敬意を持って向き合えば彼らから学ぶことも多いはずです。
ストレスを軽くする裏技
前提の考え方
小児は未だ母の懐を離れざるに、すでに軍物語を繰り返し聞かされた。
もし何かの痛みによって泣けば、母は子を叱って「これしきの痛みで泣くとは何という臆病者です! 戦場で汝の腕が切り取られたらばどうします? 切腹を命ぜられた時はどうする?」と励ました。
ホラー映画とはここでいう軍物語です。
職場で理不尽な客に腕を切り落とされることがあっても耐えられる、とんでもない上司に切腹を命じられることがあっても恐れないような精神を鍛えるためにホラー映画は存在しています。
私たちはホラー映画をたくさん観て臆病な精神を叩き直し、ストレスなどに屈しない勇ましさを身につける事ができるのです。
しかし、次の事にも気を付けなければいけません。
死に値せざる事のために死するは、「犬死」と賤しめられた。
引用(同書)
恐れ知らずな振る舞いは美徳とされますが、くだらないことにその性格を発揮することはやめるべきです。
それではストレスを軽減する裏技を見て健康な肉体と健全な精神を手に入れていきましょう。
裏技3選
夜に真っ暗な部屋で観る
これは最も一般的な方法であり、ストレスに対処しようとした時に誰もが最初に上げるものでしょう。
とにかく多くのホラー映画を観ることが大切であることは言わずもがな明らかですが、闇雲に観れば良いわけではなく、質の高い恐怖を獲得することを意識すべきです。
質の高い恐怖を効率良く得るためには、スピーカーやヘッドホンを使用して大きな音を出して視聴することも良いでしょう。
これらを心掛けることでより孤独で不気味、残酷な世界に浸り、胆力のレベルアップを目指しましょう!
そして最後にはそのまま真っ暗な部屋で眠りにつきましょう。部屋を暗くして眠ることは私たちの健康に良い影響を与えます。
強い気持ちを持つ
これは初心者だと少々難易度が高いかもしれませんが、失敗や挫折を恐れず挑戦しましょう。
恐れたり怯んだりすることは精神的敗北です。
物音がしたのに急に静かになって、、。
そんな場面で怯えてはいけません。
お前から来ないなら私から行くぞ! と勇んで進む強い心を持ちましょう。
機動力を上げる
1. 目的の原則とは軍事作戦が達成するべき目的を明確に方向付ける原則。
2. 攻勢の原則とは戦いの主導権を獲得、維持、発展させる原則。
3. 物量の原則とは戦闘力を決定的な地点と時点に集中させる原則。
4. 戦力節約の原則とは本質的な戦闘力を無駄なく配置させる原則。
5. 機動の原則とは戦闘力の柔軟な適用を通じて敵を不利な地点に位置させる原則。
6. 指揮統一の原則とは全ての目的が一人の責任ある指揮官のもとで統合されている原則。
7. 警戒の原則とは敵が不測に前進行動することを決して許さない原則。
8. 奇襲の原則とは敵が予想していないある時点または地点において敵を打撃する原則。
9. 簡明の原則とは行動の計画を簡潔かつ明快に準備しておく原則。
このような戦いの原則は、戦争のあらゆる局面に対処するための一般的な指針を示すことができるものとして軍事教育でも示される。将校が戦術的な概念を理解し、任務を遂行するための基礎的な思考様式を獲得するための教育で、戦いの原則は用いられ続けている。
引用(wikipedia「戦いの原則」)
これは戦いの原則、戦争原則と呼ばれるものです。
原則を守れば勝てると言うわけではありませんが、破れば負けるというようなものです。
その5つ目に機動の原則があります。
機動し続けて自らを有利な位置に、敵を不利な位置に置くというものです。
ホラー映画の悪役は人間離れした機動力によって私たちを不利に追い込むのです。
一度ご自分の職場や学校のことを思い出してみて欲しいのですが、うるさい上司や嫌いなあいつがあなたに大きなストレスを与えている時、彼らは機動力によってあなたから主導権を奪っていることでしょう。
今こそ優れた機動力と統制された攻撃力、そして圧倒的な物量を以て主導権を正当な我々の手に取り戻す時です!
そして何より脚を使った運動は私たちに健康をもたらします。
オススメするホラー映画
ここから先で初めて有意義な内容を書きますから、真面目に最初から読んでしまった方以外はここから読めんでもらえると良いでしょう。
テイキング・オブ・デボラ・ローガン
個人的に一番好きな作品です。
認知症のおばあちゃん。デボラさんを治療しつつ容態を撮影していくというお話なのですが、ホラー映画特有の途中で緊張感がなくなってそこからちょっとつまらなくなってしまう感じが、本当に終盤までありませんでした。
そして、このおばあちゃんシンプルに怖い!
認知症になって暴れ、異常行動を繰り返し、自傷行為をする老人の不気味さや怖さが凝縮されています。
身に覚えがないのにあなたを泥棒だと言ってヒステリックに喚き散らしてくる老人を想像してみて欲しい。
さらにその老人が真夜中に暗闇を全裸で歩き回り、庭を素手で掘り起こそうとするのです。
怖くないはずがありません。
哭声(コクソン)
有名な作品なのでご存知かもしれません。
他の多くのホラー映画とは異なる作風で、こちらも大好きです。
ホラー、ギャグ、ミステリー、シリアスが完璧な塩梅で組み合わされており、最初から最後まで全く退屈するシーンがありません。
間違いなく、とても見応えのある作品です。
気味の悪い惨虐な事件が立て続けに起きて気が滅入りそうになると、やけにゆるい主人公の友人や家族とのギャグみたいな会話が笑いを取りにきます。
ホラー映画の主人公で、ここまでの愛されキャラは他に知りません。かわいいです。
そして、終盤に待ち受けるのは本格的なミステリーです。
友人や恋人、家族と一緒に観れば翌日まで話題はコクソンの考察一色に染まることでしょう。
見終わったあとの余韻まですごい作品で、グロいのが苦手な他人以外はみんな見た方がいいです。
ショートウェーブ
この作品は序盤の30分が素晴らしく怖いです。
この作品の魅力を知るには観始めたら15分くらいまで飛ばして、30分ちょっとまで観るのがオススメです(※個人の意見です)
実は作品全体としてオススメする気は無いのですが、先にオススメしたシーンはぜひ一度観て頂きたい。
油断し切ったプライベートの中に入り込んでくる未知。
密かに、しかし確実な脅威が迫り来る恐怖が感じられるシーンです。
夜中に一人で観ることをオススメします。